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Medical


診療内容

診療科目

 脳神経外科、神経内科、内科一般、外科一般

以下のような症状がありましたら、当クリニックへご相談ください。

頭 痛
頭痛

頭痛には様々な原因があります。
命にかかわる危険な頭痛もあれば、命にかかわらない頭痛もあります。

命にかかわらない頭痛

命にかかわらなければ良いのかというと、そうではありません。
頭痛が日常生活に支障をきたすことがあります。

「いつもの頭痛」だと思って、なんとなく過ごしている方がたくさんいます。
その「いつもの頭痛」は当たり前ではありません。
ただただ我慢して過ごしていた「いつもの頭痛」は、治療することで良くなる可能性があります。

① 頭痛のために日常生活に支障をきたしている。
(学校や仕事を休む・早退する、仕事に集中できない、人との約束などをキャンセルしなければならない、家族や大切な人と楽しい時間を過ごすことができない等)

② 頭痛のある時に鎮痛剤を内服しても痛みが治まらない。
(鎮痛剤を内服して2時間以内に頭痛が治まらない)

③ 頭痛の頻度が多い。
(おおまかな目安としては1か月のうち10日以上頭痛がある)

①~③のいずれかに該当する方は、頭痛の診察を受けることをおすすめします。
ぜひ一度ご相談ください。


  • 片頭痛

    命には関わりませんが、日常生活に支障をきたす代表的な頭痛です。中等度~重度の頭痛(日常生活に支障をきたす、寝込む)、吐き気や嘔吐を伴う、体を動かすと頭痛が悪化する、明るいのがつらい・暗いところで休みたい、静かなところで休みたい、においで頭が痛くなる・具合が悪くなる といった特徴があります。
    肩や首のこり・痛みがあると、肩こりの頭痛(緊張型頭痛)と勘違いされることもありますが、片頭痛でも肩や首のこり・痛みが起こります。
    治療として片頭痛薬(トリプタン製剤など)があります。頭痛時に内服して頭痛を改善します。
    頭痛の日数が多い場合には予防治療を行います。予防薬を使うことにより、頭痛の日数を減らします。内服の予防薬は以前からありましたが、最近では注射の予防薬(CGRP関連薬剤、月1回の皮下注射)が普及しています。当院でも注射薬(エムガルティ、アジョビ、アイモビーグの3剤)による予防治療を行っています。

  • 緊張型頭痛

    肩こり、疲れ、ストレスなどが原因で起こる頭痛です。肩や首のこりがあり、重苦しい・しめつけるような頭痛です。痛みの強さとしては片頭痛などと比べると軽度であることが多いです。日常生活に支障をきたすことは多くありません。一般的な鎮痛剤で頭痛が治まることが多いです。

  • 群発頭痛

    ある時期に集中して起こる頭痛です。片方の目の奥がえぐられるような、非常に強い頭痛です。痛みのある側の目から涙が出たり・目が充血したり、痛みのある側の鼻から鼻水が出たり・鼻がつまったりします。痛みが強く、横になって休んだりすることもできない状態になります。通常の鎮痛剤は効果がありません。治療として注射薬(トリプタン製剤)などがあります。

命にかかわる頭痛

早急に治療が必要になるものです。

  • くも膜下出血

    危険な頭痛の代表はくも膜下出血です。脳動脈瘤と呼ばれる、脳血管 にできた瘤が破裂して脳の表面に出血します。突然起こる、拍動性(脈打つような、ズキンズキンとした)の頭痛です。再出血の危険があるため、緊急で治療が必要になります。

めまい
めまいは、主に脳が原因のものと耳が原因のものがあります。
脳が原因のめまいには、脳出血、脳梗塞などの脳卒中、脳腫瘍の可能性もあるため、
早急な診断、治療が必要になることもあります。
手足のしびれ・脱力
手足のしびれ・脱力の原因としては、脳や脊髄の神経の病気が考えられます。
脳であれば脳梗塞、脳出血、脳腫瘍等、脊髄であれば背骨の変形、
椎間板ヘルニアによる神経の圧迫等が考えられます。
もの忘れ、性格変化
もの忘れが多くなった、性格が変わった(怒りっぽくなる等)といった場合、
認知症の可能性があります。
認知症の原因は、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、
脳血管性認知症(脳梗塞、脳出血などの影響)、脳腫瘍、正常圧水頭症、
慢性硬膜下血腫(頭の外傷の影響)など様々です。
これらの疾患の中には治療によって認知機能が改善する病気もあります。
頭のケガ
頭の傷(裂創、挫創)の縫合処置など行います。
頭を打った場合、はじめは軽いケガだと思っていても、少し時間が経ってから重症になることが
あります(急性硬膜外血種など)。また3週間~1か月くらいしてから
意識障害、言語障害、麻痺といった症状が出てくるもの(慢性硬膜下血腫)もあります。

医療機器

1.5テスラMRI
強い磁石の力を用いた検査です(X線検査、CT検査のように放射線は使いません)。 短時間で精密な画像を作り、脳や脊髄等に異常がないか調べることができます。
血圧脈波検査(ABI)
身体の血管の硬さ(動脈硬化の程度)、血管のつまり、血管年齢を調べることができます。
仰向けに寝た状態で、両腕と両足首の血圧を測定する検査です。(検査時間5分程度)
エコー
頚部のエコーを行い、首の血管(頚動脈)が細くなっていないか・詰まっていないか等を調べることができます。

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